四柱推命とは?古代中国の占い起源や考え方をまとめてみた

四柱推命とは [caption id="attachment_441" align="aligncenter" width="640"] 中国で生まれた四柱推命のイメージ[/caption]   約2000年前、中国で生まれた四柱推命は 生年月日(年・月・日)と出生時間(時間) 4つの柱から宿命を見る占いです。   生まれて一生変わらない生年月日で鑑定することから、将来まで的確に予測できるのが特徴となります。   また古代の日本でも四柱推命を用いて政治の判断を行っていたことから、信頼できる占い手法として、現在も伝えられています。  

五術

[caption id="attachment_442" align="aligncenter" width="640"] 命・ト・相・医・山の図[/caption]   中国の運命学には「命・ト・相・医・山」の五術があります。     四柱推命は「命術」にあたります。 命術の知識は占いの基礎となり、まずは四柱推命から習得することが必須と言われます。   人生全体の運の流れをつかめるため、 ・結婚 ・転職のタイミング ・仕事 ・人間関係 ・金運 幅広い分野において適切なアドバイスが可能であり、基礎的な部分を抑えることになります。  

陰陽思想

[caption id="attachment_443" align="aligncenter" width="640"] 陰陽思想の説明[/caption]   四柱推命には五行説、五行思想が取り入れられています。 ・中国古代に生まれた「陰陽思想」 ・「五行説」を起源とする「陰陽五行説」 がベースです。   五行というのは、 ・木 ・火 ・土 ・金 ・水 と万物は5つの元素で成り立つ考え方です。   この世の全ての事象は、五行がお互いに影響し合いながら循環しております。   5つ元素の相関関係を重視した考えです。  

相性とは

  相関関係の1つは「相生(そうしょう)」です。 これはある元素によって別の元素が生まれるというものです。   例えば、 「木」が燃えることで「火」が生まれる 「水」が「木」の成長を促進させる など、相生の関係は相手を強めることができます。   その関係性が一周すると同じ強さのバランスを保つという考え方になります。  

相克とは

  関係性が ・ある元素がエネルギーを奪い取る ・あるいは奪い取られる といった考え方です。   例えば、 ・「木」は成長するために「土」の養分を吸い取る ・「水」は「火」を消し止める働きがある 向かい合う相手の力を抑制するという関係です。  

四柱推命は当たるのか

  四柱推命が最初に記録に見られるのは1100年代と言われます。   その時代に占術として使われていたということは、実際はそれよりはるかに昔から使われていた可能性が高いです。   古代中国の頭が良い多くの官僚が、何代にもわたってデータを集め、分析・考証して占術として積み上げてきました。   国の存続する意思決定となる政治や戦争でも、四柱推命が利用されていました。 そこで四柱推命が外れていたら、現代まで伝わっていないはず。   四柱推命が21世紀の現在まで続いているということ。 つまり少なくとも信頼性があり、占い結果が宿命として腑に落ちる場面が多くあったから続いているのではないでしょうか?  ]]>

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