熊本県上益城郡山都町男成にある『男成神社』へ参拝に行きました。
男成神社は約1300年の歴史を誇り、阿蘇家ゆかりの地として知られています。
境内には狛犬や石灯籠が並び、春にはヤマブキソウが咲き乱れます。
地元最大規模の神社としてお米作りの守り神とされ、訪れる人々に癒しと活力を与えるパワースポットです。
・スギ・ケヤキ・シャクナゲ等400~500ほんの樹木が茂る
・天井に鮮やかな色彩の絵、百人一首に登場する人物を配した絵馬も残される
・多くの神々が祀られているパワースポット
Contents
男成神社の概要
名称: | 男成神社 |
---|---|
読み方 | おとこなりじんじゃ |
住所 | 〒861-3789 熊本県上益城郡山都町男成519 |
創業 | 585年 |
電話番号 | – |
参拝可能時間 | 24時間 |
社務所受付時間 | – |
御朱印有無 | あり |
駐車場 | 無料:約10台 |
例祭日 | 4月3日 |
公式サイト | https://www.otokonari.com/ |
公式instagram | – |
男成神社のアクセス方法・行き方
九州中央自動車道「山都中島西IC」より20分
山都ふれあいバス「日暮崎バス停」より徒歩20分
国道218号線の道横近くに大きな鳥居が見えます。
そちらへ進路を変えてると神社へ行きます。
鳥居前には男成神社の森の案内板が手前にあります。
樹齢500年のヒノキの神木を初め、樹令300~400年からなるスギ・ケヤキ・シャクナゲ等400~500ほんの樹木が茂り、神社と相まって厳かな空気を醸し出す説明が記載されます。
大きな鳥居を潜ると茶畑が広がります。
駐車場まで狭い道が続きますが、前方に気をつけて運転してください。
駐車場
先に向けるとT字路の突き当たりに駐車場があります。
約10台ぐらい駐車することが可能です。
男成神社の由緒・御祭神・御利益
由緒・歴史
本社は神武天皇の皇子・神八井耳命の王子、健磐龍命(タケイワタツノミコト)が阿蘇国に降臨した際に建てられました。
天照皇大神、神武天皇、神八井耳命を祀る古社で、舒明天皇の時代に阿蘇大宮司によって草創されました。
後鳥羽天皇の時代には素盞嗚男命も祀られ、祇園宮と称されました。
阿蘇家の加冠の社として尊崇され、多くの地を寄進されました。
1855年の火災で焼失し、1862年に再建されました。
明治時代には熊本県の神社として指定され、現在に至ります。
御祭神
天照皇大神 | 太陽神であり、日本神話における最高神。天岩戸に隠れた際、世界が闇に包まれたため、他の神々が協力して彼女を岩戸から出す話が有名。 |
神武天皇 | 日本の初代天皇で、即位は紀元前660年とされます。天照皇大神の曾孫で、九州から東へ進軍し、奈良の橿原で即位。日本統一の象徴的存在。 |
神八井耳命 | 神武天皇の第一皇子。天孫降臨の際、神武天皇を助け、後にその血統を継承する重要な存在。古代の日本において、地方の統治や神事を司ったとされる。 |
素盞嗚男命 | 天照皇大神の弟で、海や嵐の神。乱暴で無軌道な性格ですが、ヤマタノオロチを退治して櫛稲田姫を救う英雄的な一面も持つ。この行為により、櫛稲田姫と結ばれ、多くの神々の祖となる。 |
櫛稲田姫神 | 素盞嗚男命の妻であり、稲作の守護神。ヤマタノオロチに生け贄として差し出される運命でしたが、素盞嗚男命に救われ結婚。豊穣や家庭の守護神として信仰される。 |
御利益
ご利益 | 成長祈願、健康長寿、子孫繁栄、厄除け |
男成神社の御朱印
本堂
本堂の右上に辰年が描かれた木板があります。
屋根は木造作りに反した朱色で、綺麗な佇まいを感じます。
御朱印は本堂の正面左側に置いてあります。
御朱印
セルフでお納めして頂戴する形になります。
参拝時には売り切れていたため、引用した御朱印を紹介します。
男成神社の境内の様子
鳥居
細川藩八代藩主重賢公が書いたとされる鳥居の扁額があります。
男成神社の入口、耳切れ、境内の3つの鳥居のうち、耳切れに掲げられている。
打手水
鳥居前の入り口に打手水があります。
シンプルな造りですが、木々に囲まれた空間より幻想的に見えます。
狛犬
鳥居後の階段に狛犬が2頭おります。
入り口でお互いに向かい合っています。
また本堂前にも狛犬がいらっしゃいます。
本堂内
本堂内は、綺麗に整備されております。
お祈りの際に使われる神具も置いておりますが、触らないようにしましょう。
明治9年には拝殿が建築され、天井には鮮やかな色彩の絵が描かれ、百人一首に登場する人物を配した絵馬や当時の棟板も残されています。
これらは矢部郷内の人々が協力して建てたもので、明治8年に郷社に指定されたことから、その格式の高さを示す貴重な資料となっています。
干支
境内には、干支別の木板が保管してある保存庫があります。
11干支が綺麗に並べてあり、本堂に今年の干支が飾られています。
御即位記念植樹
ご即位の植樹もあります。
末社
本堂の右側に末社があります。
こちらにも神様が祀られているため、祈願しましょう。
さざれ石
男成神社もさざれ石が置いてありました。
他の場所と違って、小ぶりな石でした。
男成神社のギャラリー
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