
熊本県宇城市不知火町松合に鎮座する大歳神社は、土蔵白壁の町並みで知られる松合地区の中で、地域の祭りと結びつきながら守られてきた神社です。
近年は「千里眼」で知られる御船千鶴子(みふね ちづこ)ゆかりの手水石がある神社としても紹介されています。
大歳神社は豊受大神・大歳神などを祀る神社であり、地域の五穀豊穣や家内安全を祈願する氏神としての特徴を持っています。
・松合地区の秋季例大祭は、地域の伝統として神幸行列などが続く
・一枚岩の手水石が、御船千鶴子の父による奉納である
・無人でも授与品・書置き御朱印が置かれているという参拝者情報があり、直書きは西岡神宮
Contents
大歳神社の概要
| 名称: | 大歳神社 |
|---|---|
| 読み方 | おおとしじんじゃ |
| 住所 | 〒869-3472 熊本県宇城市不知火町松合744 |
| 創業 | 和銅6年(713年)創建 |
| 電話番号 | 080-4692-6752 |
| 参拝可能時間 | 参拝自由 |
| 社務所受付時間 | 不明 |
| 御朱印有無 | 有り |
| 駐車場 | 無料・約3台 |
| 例祭日 | 秋季例大祭:11月15日 |
| 公式サイト | – |
| 公式instagram | – |
大歳神社のアクセス方法・行き方
・車:松橋ICから車で約20分
・バス:九州産交バス「松合」バス停から徒歩約1分
経路

この写真に写っているのは 大歳神社へ向かう参道へ続く周辺道路です。
大歳神社は宇城市不知火町松合の集落内に鎮座するため、地域の生活道路に神社が鎮座します。

大歳神社の境内入口付近(社号標・狛犬・常夜灯など)です。
狛犬は神社を守護する霊獣であり、邪気を祓い神域を守る存在として社殿前や入口に配置されるのが一般的。
赤い常夜灯(石灯籠)は、神前を照らす献灯の役割を持ち、神への奉仕や信仰心の象徴とされています。
駐車場

大歳神社の境内に駐車場があります。
大体3台ほど駐車が可能です。
大歳神社の由緒・御祭神・御利益
由緒・歴史

大歳神社の由緒碑である。
由緒碑は神社の創建年代や祭神、歴史的沿革を刻んだ石碑であり、参拝者にその神社の信仰的背景を伝える役割を持ちます。
碑文には、大歳神社が和銅六年(713年)創建と伝えられること、祭神が大年神を主祭神とし豊受大神・住吉三神などを祀ることが記されています。
また例大祭日や信仰の内容が刻まれており、地域の氏神として長く崇敬されてきた歴史的背景を示しています。
御祭神
| 豊受大神 | 豊受大神は、食物・穀物・産業の守護神。『古事記』『日本書紀』では明確な神話場面は多くないが、伊勢神宮の外宮(豊受大神宮)に祀られ、天照大神の食事を司る神として位置づけ。神名の「豊受」は「豊かに受け持つ」の意とされ、稲作・衣食住・生活基盤を支える神として全国で信仰されてきた。 |
| 大歳神 | 大歳神は、『古事記』に登場する須佐之男命(すさのおのみこと)の子神。「年(とし)」は穀物の実りを意味し、もともとは穀霊神(こくれいしん)=稲の神として信仰された。正月に迎える「年神(としがみ)」の原型ともされ、一年の豊作・家運・家内安全を司る存在。 |
| 住吉大神 | 住吉大神は、 底筒男命(そこつつのおのみこと) 中筒男命(なかつつのおのみこと) 表筒男命(うわつつのおのみこと) の三神を総称する海の神。 『日本書紀』では、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が禊を行った際に生まれたとされる。古代より航海安全・漁業守護・海外渡航守護の神として篤く信仰され、特に住吉大社(大阪)が総本社である。 |
御利益
| ご利益 | 五穀豊穣・海上安全・海の守護・産業繁栄・家内安全・厄除開運 |
大歳神社の御朱印
社務所

大歳神社の社務所です。
社務所は神社の事務・受付を行う建物であり、御朱印の授与やお守り・御札の頒布、祈祷の受付などを担う宗教実務の拠点です。
ただし、御朱印は本堂内にあります。

大歳神社の授与所に設けられた清め塩および御朱印受付の案内です。
清め塩は神道において穢れを祓うために用いられるもので、身や場所を清浄にする宗教的意味を持ちます。

大歳神社の御朱印授与箱である。
掲示には御朱印代(五百円)や日付を自書する旨が示されており、参拝者が自身で記入する形式になります。。

御朱印の書置きと筆記具です。
書置き御朱印はあらかじめ墨書・押印されたものを授与する形式で、参拝の証としての役割を持ちます。
御朱印のお支払いは拝殿正面の賽銭口になります。

大歳神社の拝殿正面です。
拝殿は参拝者が祈願や拝礼を行う建物であり、その奥に本殿が位置し祭神が鎮座します。
御朱印

大歳神社の御朱印です。
中央の印は神社の正式な社印を示し、上部には神紋や縁起物の意匠が配されています。
お守り

この写真に写っているのは 大歳神社の授与所とおみくじ箱。
おみくじは神意を占いの形式で示す信仰具で、吉凶を通じて行動の指針を与える役割を持ちます。
背後の社号板「大歳大明神」は当社の神格を示します。

この写真に写っているのは 各種のお守り(御守)です。
御守は神の分霊や加護を象徴する授与品であり、身につけることで特定の願意成就を祈るものです。
「交通安全」「学業」「安産」「健康」などの種類は、生活上の具体的な祈願内容に対応しています。
大歳神社の境内の様子
鳥居

大歳神社の石鳥居および拝殿正面です。
鳥居は神域と俗界を区切る結界であり、参拝者が神前へ進む際の精神的な境界を示す意味を持ちます。
打手水

この写真に写っているのは 手水舎と打手水石です。
手水は参拝前に手と口を清めるための作法であり、身体と心の穢れを祓う行為となります。

龍口を備えた手水鉢です。
龍は水を司る霊獣とされ、手水舎の吐水口に用いられることが多い象徴的存在となります。
水は神道において浄化の象徴であり、手水の作法を通じて神前に立つ資格を整える意味を持ちます。
狛犬

狛犬は神社の参道や拝殿前に一対で置かれ、神域を守護する霊獣として魔除け・厄除けの役割を担う存在です。

一般的に一体は口を開けた「阿形(あぎょう)」、もう一体は口を閉じた「吽形(うんぎょう)」となり、宇宙の始まりと終わりを象徴しながら結界を形成します。
本堂

大歳神社の拝殿正面です。
中央の鈴緒は参拝時に鳴らして神に参拝の意思を伝えるためのものです。
本堂内

拝殿内部に掲げられた奉納絵馬である。
絵馬は願意成就や感謝の証として奉納される信仰具であり、神前に掲げられることで祈願を神に届ける象徴的意味を持ちます。
学校名が記されていることから、地域児童による奉納であることが分かります。

拝殿内部の授与所および神札・授与品の陳列空間になります。

拝殿内部の祭具および参拝関連設備です。
白布をかけた机や納札箱は、祈祷申込やお札の納付などに用いられ、格子戸の奥は本殿方向であり、神体が安置される神聖区域に通じます。
小さい鳥居

この写真に写っているのは 境内に奉納された小型の石製鳥居です。
小型の鳥居は、個人や氏子が願意成就の御礼として奉納する例が多く、柱に刻まれた奉納年月や奉納者名が記載されています。

石碑は神社の由緒や記念事業を刻む場合が多く、鳥居とともに信仰の歴史を可視化する役割を担います。
鳥居の柱に「奉納」と刻まれていることから、信仰の証として地域住民により建立されたものであることが分かります。
大歳神社のギャラリー






























