熊本県阿蘇市にある阿蘇神社は、九州屈指のパワースポットとして有名です。
熊本地震の影響で一部施設が損壊しましたが徐々に復旧が進められており、国重要文化財6棟も復旧が完了しました。
また、「神の泉」「高松の砂」「願掛け石」など、パワースポットと呼ばれる観光スポットも楽しむことができます。
・平成19年に国重要文化財6棟が指定される
・「神の泉」「高松の砂」「願掛け石」など見所沢山
・神社内を散策し楽しんだら、徒歩圏内に阿蘇商店街でグルメ巡りが可能
Contents
阿蘇神社の概要
名称: | 阿蘇神社 |
---|---|
読み方 | あそじんじゃ |
住所 | 〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1 |
創業 | 紀元前282年 |
電話番号 | 0967-22-0064 |
参拝可能時間 | 6:00~18:00 |
社務所受付時間 | 9:00~17:00 |
御朱印有無 | 有り |
駐車場 | 普通車115台(普通車は30分まで無料、以後は有料) 市営駐車場70台(有料) |
例祭日 | 7月28日(御田祭) |
公式サイト | http://asojinja.or.jp/ |
公式instagram | https://www.instagram.com/asojinja/ |
阿蘇神社のアクセス方法・行き方
JR豊肥本線 宮地駅から徒歩約15分
熊本インターから車で1時間半
やまなみハイウェイを通過する途中で阿蘇神社が見えてきます。
阿蘇神社付近の駐車場は全て有料になるため、事前に小銭や1000円札を用意すると良いでしょう。
駐車場
平日や休日の午前中であれば駐車場も比較的空いているでしょう。
ですがお祭りや長期休暇(ゴールデンウィークなど)は有料駐車場が全て埋まる可能性があるため、ご注意ください。
有料駐車場内には、綺麗なトイレも設置しております。
境内は人混みで多い場合もあるため、こちらのトイレを利用すると良いでしょう。
駐車場は複数あります。
満車時も警備員さんが誘導してくれるため安心があります。
阿蘇神社の由緒・御祭神・御利益
由緒・歴史
阿蘇神社は、熊本県阿蘇市にある神武天皇の孫である健磐龍命とその家族12柱の神様を祀る、2000年以上の歴史を持つ古い神社です。
古くから阿蘇山の火口を神体とする火山信仰と深く結びついており、肥後国一の宮として多くの人々から崇敬を集めてきました。阿蘇山の雄大な自然と神秘的な雰囲気が、人々の信仰を一層強めているのかもしれません。
当時の神社の宮司職は阿蘇氏によって世襲されてきました。阿蘇氏は日本でも有数の旧家で、中世には武士として成長し、肥後国を代表する豪族となりました。
阿蘇神社には全国に500社を超える分社があるのも、こうした長い歴史と深い信仰に基づいていると言えるでしょう。
御祭神
健磐龍命 | 神武天皇の孫神であり、阿蘇神社の祭神として祀られている神様です。神武天皇から九州平定の命を受け、阿蘇に降臨したと伝えられています。 |
國龍神 | 『古事記』によると、初代神武天皇と、大物主神の娘の比売多多良伊須気余理比売命との間に生まれた皇子。 |
彦御子神 | 速瓶玉命と比咩御子神の間に生まれた男神。健磐龍命の孫であり。阿蘇大宮司家につながる。 |
新彦神 | 阿蘇都比咩命の兄弟で國龍神の子。 |
若彦神 | 新彦神と彌比咩神の子 ※阿蘇神社社家に繋がる系譜 |
阿蘇都比咩命 | 健磐龍命の妃きさきで國龍神の子 |
比咩御子神 | 國龍神の妃 |
若比咩神 | 彦御子神の妃 |
新比咩神 | 新彦神のかみと彌比咩神の娘 |
彌比咩神 | 新彦神の妃きさき |
速瓶玉命 | 健磐龍命と阿蘇都比咩命の子 |
金凝神 | 健磐龍命の叔父で神武天皇の子 ※皇統に繋がる系譜 |
御利益
ご利益 | 厄払い・家内安全・学業成就・商売繁盛 五穀豊穣・良縁成就・不老長寿 |
阿蘇神社の御朱印
社務所
地震の影響もあってか、2024年時点では小さな社務ところで御朱印を頂戴できました。
お守りの購入者も多数いる中で、スムーズに購入できるように分けているのでしょう。
御朱印
無事に御朱印を頂戴できました。
用紙一杯に「阿蘇神社」と書いていただけたため、力強さを感じます。
絵馬
絵馬は阿蘇神社の楼門がイラストされたものになります。
上部にお祭りの代表である「火振り神事」がプリントされていることから、特徴的な絵馬であることがわかります。
お守り
お守り前は多くの方が並びます。
様々な御利益のお守りを取り揃えております。
お守り購入受付の隣に、100円おみくじがあります。
黄色一色でおみくじが広げられている様子に、金運UPを感じさせてくれます。
阿蘇神社の境内の様子
楼門
駐車場を出ると、大きな楼門が見えます。
2016年4月に熊本地震で全倒壊した阿蘇神社楼門が7年8ヵ月ぶりに往時の姿を完全に取り戻し、2023年12月に竣工を迎えました。
神の泉(打手水)
楼門正面の参道沿いに位置する泉は、特別な「神の水」が流れています。
この水は、なんと飲むと不老長寿のご利益があると伝えられています。
「阿蘇神社」のある「一の宮」は、良質の地下水が湧き出る場所としても有名で、周辺には「水基」と呼ばれる水飲み場があり、全部で14カ所設置されています。
高砂の松
「高砂の松」とも呼ばれる歴史は約1,000年前にさかのぼります。
26代宮司・阿蘇友成が兵庫県の高砂から松の実を持ち帰って植えたものです。
この「高砂の松」には、特別なご利益があります。
松の周囲を女性は右回り、男性は左回りに2周すると、良縁に恵まれると伝えられているんです。
実際に、参拝中にご縁を祈願して回っている男女の姿を多く見かけました。
願かけ石
「願かけ石」と呼ばれるこの石の歴史は非常に古いです。
室町時代の頃から、人々がこの石に手を触れて願い事を口々に唱えるようになったと言われています。
願掛けにあたって、
「まず心の中で願い事を念じてこの神石を3度撫で、さらに願い事を唱えるべし」
とされています。
背伸び石
背伸び石で身長をはかるような背伸び石があります。
家族連れで行く際はお子さんに立たせて「少しでも身長が良いので伸びますように」とお祈りすると良いでしょう。
山王社・庚甲社
この社は、慶安3年(1650年)に創立され、それ以来多くの人々から崇敬されてきました。
山王社では大国主命(おおくにぬしのみこと)、庚申社では猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀っています。
どちらの神様も福徳増進や息災延命のご利益があるとされています。
特に、子供の夜泣きやかん虫の病に効果があるとして、子供の守り神として信仰されています。
また病気が治ったら御神前に猿の人形をお供えし、お礼の気持ちをあらわす習わしがあるそうです。
本殿
本殿は独特の建築様式で、重厚感と神聖さが漂っています。
古くから、阿蘇山を神体とする火山信仰と融合しており、肥後国一の宮として多くの人々から崇敬を集めてきました。
今でも多くの人が参拝していることから、古くからの風習を受け継いでいますね。
背後
山王社を右に抜けると、本殿の背後に回り込むことができます。
屋根裏など、別視点から阿蘇神社の歴史を楽しむことが可能です。
阿蘇神社を参拝して
熊本県で最大級の神社と言えば、阿蘇神社が挙げられるほど、熊本を代表する神社です。
境内は複数のパワースポットポイントがあり、
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