
熊本県天草市諏訪町にある『本渡諏訪神社』へ参拝しました。
鎌倉時代の1283年に創建され、天草の総鎮守として人々の営みを守り続けてきました。
商売繁盛や安産祈願などのご利益があり、地域の人々から厚い信仰を集めています。
境内には歴史を感じさせる社殿や手水舎があり、訪れる人々に安らぎを与えています。
また、独特な書体の御朱印もいただくことができ、御朱印巡りを楽しむ方にもおすすめの神社です。
・手水舎の近くに鶴と亀の彫刻が施された敷石
・天草市で有名な神社
・境内にはくまモンの石灯籠が設置
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本渡諏訪神社の概要
名称: | 本渡諏訪神社 |
---|---|
読み方 | ほんどすわじんじゃ |
住所 | 〒863-0037 熊本県天草市諏訪町8-3 |
創業 | 1283年 |
電話番号 | 0969-22-3480 |
参拝可能時間 | 24時間 |
社務所受付時間 | 8:30~17:00 |
御朱印有無 | 有り |
駐車場 | 無料 |
例祭日 | 11月1日-7日 |
公式サイト | https://hondo-suwa.com/ |
公式instagram | https://www.instagram.com/hondo_suwa/ |
本渡諏訪神社のアクセス方法・行き方
・天草市役所から徒歩約11分
・熊本駅から車で1時間43分
駐車場
本堂の裏側に駐車場があります。
駐車場の奥に進むと駐車スペースがあるため、停めると良いです。
本渡諏訪神社の由緒・御祭神・御利益
由緒・歴史
1274年および1281年の二度にわたる「元寇」の際、本渡城主・天草大夫大蔵太子 という女傑が水軍を率いて出陣しました。
その際、諏訪大明神の御加護により、神風が吹き、我が国は未曾有の国難から守られたと伝えられています。
この神恩に感謝し、2年後の1283年8月1日、天草氏領土内の総鎮守として、信州・諏訪大社より諏訪大明神の御分霊を勧請し、本砥郷山口の里 に鎮祭したのが本渡諏訪神社の始まりです。
御祭神
建御名方神 | 日本神話における風、農耕、狩猟、武の神として知られる。この神話は相撲の起源とも言われています。現在、長野県の諏訪大社に主祭神として祀られている。 |
八坂刀売神 | 建御名方神の妻神として知られる女神。「八坂」は「弥栄(いやさか)」、すなわち「ますます栄える」を意味し、「刀売」は「女性」を指すと考えられる。 |
八幡大神 | 日本全国で広く信仰される神で、特に武家から武運の神(武神)として崇敬を集めた。主に応神天皇を主神とし、比売神や神功皇后を合わせて八幡三神として祀る神社が多く存在する。 |
御利益
ご利益 | 厄除けや交通安全、安産祈願、神前結婚式、子授け |
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本渡諏訪神社の御朱印
社務所
社殿の右側、駐車場から鳥居をくぐると、左手に社務所が見えてきます。
玄関にチャイムがあるため、受付に宮司さんがいない時は呼んでみましょう。
御朱印
御朱印は書き置きでいただきました。
他の方のサイトを見ると、依頼すれば直書きも可能とのことです。
本渡諏訪神社の境内の様子
裏参道鳥居
本渡諏訪神社の裏参道には、駐車場から直接アクセスできる鳥居があります。
この裏参道を通ることで、表参道へと抜けることが可能です。
裏手水舎
裏参道鳥居のすぐ右手に打ちて水があります。
花手水となっており、丁寧に手入れされていることがわかります。
鳥居
駐車場は裏側にあるため、回り込んで表側から写真を撮影しました。
鳥居をくぐると、厳かな雰囲気に包まれながら、参道を進むことができます。
打手水
参道の右側にも打手水があります。
実は手水舎の近くには、鶴と亀の彫刻が施された敷石があります。
この敷石を踏むことでご利益があるとされているとのことです。
鶴と亀は「長寿」や「繁栄」の象徴とされる縁起の良い動物です。
参拝前の手水で心身を清めた後、この敷石を踏んで、ご利益を願ってみるのもよいです。
境内図
境内図を見ると広く感じますが、徒歩だと5分程度でぐるっと一周できます。
ちなみに見どころが多々あるため、ゆっくりと静けさを感じながら回ると1時間ほど滞在することになります。
狛犬
昭和34年に奉納された「熊本型-玉取り・子抱き型」の狛犬が鎮座しています。
右側の狛犬は、「耳が大きい」のが特徴的で、実際に間近で見るとその迫力に驚かされます。
左側の狛犬は子どもを抱えた「子抱き獅子」となっています。
この 「子抱き獅子」 は全国的にも珍しく、子授け・安産・育児・家内安全・子孫繁栄 の象徴として信仰され、多くの参拝者に親しまれています。
参道
本堂から街の商店街まで、参道より真っ直ぐ伸びています。
この参道の両側には、石灯篭と狛犬が並び、参拝者を見守るように佇んでいます。
https://ameblo.jp/amakusajin/entry-12574358891.html
本堂
お賽銭箱の前にはおみくじが設置されており、参拝の前後に運勢を占う方も多く見られました。
おみくじを引くことで、その日の運勢や神様からのメッセージを受け取ることができるため、参拝のひとつの楽しみになっています。
諏訪神社の大蘇鉄
樹齢200年以上 とされる大蘇鉄(ソテツ)がそびえ立っています。
この蘇鉄は、大正4年(1915年)に浜宮からの遷宮を記念して奉納 されたもので、長い年月を経てもなお、力強くその姿を保ち続けています。
本堂に向かって右側の蘇鉄は 樹高6.1m・根回4.4m、左側の蘇鉄は 樹高5.7m・根回4m の大きさを誇り、どちらも雌樹です。
その堂々たる佇まいは、神社の歴史を物語るように訪れる人々を迎え入れます。
恵比寿神社
本渡諏訪神社の境内社である恵比寿神社は、事代主大神(ことしろぬしのおおかみ) を祀るお社です。
江戸時代のいつ頃か定かではありませんが、本渡諏訪神社の第2次鎮座地に境内社として奉斎 され、諏訪大明神とともに「本渡市」の繁栄の基を築いた とされています。
その後、昭和39年(1964年)春に現在の地へ遷座し、平成6年(1994年)には本渡町中央商店街の大火災復興30周年、市制発足40周年を記念して、氏子や崇敬者の協力により新たな社殿が建立されました。
毎年行われる夏秋のゑびす祭は盛大に執り行われ、商売繁盛・大漁満足・家内安全の守護神 として、多くの参拝者の信仰を集めています。
さまざまなご神徳を持つ神々 が祀られています。それぞれの神様の役割やご利益を知ることで、より深い祈りを捧げることができます。
主な御祭神
天照皇大神・豊受大神 | 伊勢神宮の内宮・外宮の大神 | 日本の最高神である天照皇大神と、食物・穀物の神である豊受大神をお祀りし、国家安泰・五穀豊穣・家庭円満 などのご加護を授かることができる。 |
八大龍王・金毘羅大神・志賀大神 | 天地自然・国土風雨の神・航海安全の守護神 | 八大龍王は水を司り、雨乞いや水難除けの神として信仰。金毘羅大神は海上安全の神、志賀大神は風雨や国土を守る神とされ、特に漁業や航海の安全を願う人々 に篤く信仰される。 |
猿田彦大神 | 道祖神・道開きの神 | 旅の安全や開運、人生の道を切り開くご神徳を持つ神様。新たな挑戦や人生の節目にお参りすると、良い道へ導いてくださる。 |
淡島大明神・大己貴大神・少彦名大神 | 病気平癒の神・出雲大社の祭神 | 淡島大明神 は特に婦人病平癒の神様として信仰され、大己貴大神(大国主命) と少彦名大神は医療の神として、病気回復や健康祈願のご神徳を授ける。 |
大関栃光正之之像と力石
本渡諏訪神社の境内には、名大関・栃光正之 の銅像と彼が少年時代に試したとされる力石(88kg)が祀られています。
栃光正之は、天草市牛深町深海出身の大関 であり、力強い押し相撲と、一度も「待った」をしない立ち合いで知られた名力士。相撲界の手本として仰がれ、特に男児の生育の象徴として多くの人々に親しまれています。
また、栃光正之は本渡諏訪神社を深く崇敬しており、境外広場で行われた地方巡業は6回にも及んだといわれています。
彼の精神力と鍛錬の証である88kgの力石 は、少年時代の力試しの象徴として境内に残されています。
さざれ石
境内には、国歌『君が代』にも詠まれている「さざれ石」が祀られています。
「さざれ石の巌(いわお)となりて」とあるように、さざれ石(細かい石)が長い年月をかけて固まり、大きな岩となる ことから、長寿や繁栄の象徴とされています。
これは、ひとりひとりの国民が力を合わせ、強く結びついていくことを表しているともいわれます。
十五社神社
天草地方では、地域ごとに縁の深い三柱の神々に加えて、阿蘇十二神をお祀りする「十五社神社」が数多く存在します。
本渡諏訪神社の境内にも、「十五社神社」は鎮座しています。
境内の近くに池があり、小さな架け橋を渡ることで参拝できます。
本渡諏訪神社の十五社神社は、古くより「耳病治癒の神」として信仰され、多くの人々が耳の健康を祈願しに訪れます。v
この神社では、以下の神々をお祀りしています。
天照皇大神(あまてらすおおみかみ) | (日本の最高神・国家安泰・家庭円満の守護神) |
八幡大神(はちまんおおかみ) | (武運長久・必勝祈願の神として崇敬される) |
春日大神(かすがおおかみ) | (厄除け・縁結び・繁栄の神として信仰される) |
阿蘇十二神(あそじゅうにしん) | (阿蘇神社の祭神で、開拓鎮護・生活守護の神々) |
石灯籠くまモン
本渡諏訪神社の神池の近くには、くまモンの石灯籠が設置されています。
愛らしい表情でニコニコと見守るくまモンは、神社の厳かな雰囲気の中でほっこりとした和みを与えてくれます。
特に子どもたちに人気があり、参拝の際に思わず足を止めてしまう人も多いのではないでしょうか。
神池
本渡諏訪神社の社殿の裏手には、神聖な「神池」があります。
この池には龍が水を放出する姿が見られ、まるで境内を清め、神聖なエネルギーを循環させているかのような雰囲気を感じさせます。
龍は水の神・守護神として古くから信仰され、雨乞いや五穀豊穣を祈願する対象としても崇められてきました。
靖國之碑
本渡諏訪神社の奥には、「靖國之碑」 が建立されています。
これは、本渡町遺族会による終戦40周年記念事業として建てられたもので、戦没者への慰霊と感謝の想いが込められています。
この碑の主碑「靖國之碑」 の揮毫は、靖國神社第6代宮司・松平永芳氏 によるもの。
左右の副碑には、本渡町出身の戦没英霊302柱の芳名と、遺族会役員名が刻まれています。
毎年8月15日には例祭が行われ、戦没者を偲び、多くの人々が祈りを捧げます。
また、本渡諏訪神社の宮司であった大野俊康氏 は、後に平成4年(1992年)に靖國神社第7代宮司に就任し、靖國神社の鎮魂社公開に寄与したことでも知られています。
神紋がついた立派な神馬
神紋が施された立派な神馬が鎮座しています。
神馬(しんめ)とは、神様の乗り物とされる神聖な馬であり、古来より神社に奉納されることがありました。
神の御使いとして崇められ、境内に祀られることで、参拝者の願いを神様へ届ける役割を果たしているともいわれています。
本渡諏訪神社のギャラリー