
熊本県益城町の中心部に静かに鎮座する「木山神宮」。
天照皇大神から神武天皇へと続く六代の神々をお祀りする、歴史深い古社です。
2016年の熊本地震で甚大な被害を受けながらも、地域の人々の想いと努力によって令和の時代に再建を果たしました。
益城町の「守り神」として長く地域に寄り添い続けるこの神社は、静謐な境内と重厚感ある社殿が印象的なパワースポットです。
・天照皇大神から神武天皇まで六代にわたる神々を六宮に祀る、珍しい古社
・熊本地震からの復興を遂げ、指定文化財にも認定された歴史的建造物
・境内に佇む神木「招霊木」が放つ雰囲気は、穏やかな気持ちにさせるパワースポット
Contents
木山神宮の概要
| 名称 | 木山神宮 |
| 読み方 | きやまじんぐう |
| 住所 | 熊本県上益城郡益城町木山281 |
| 創建 | 嘉吉元年(1441年)※文書上の初見。創建年代は不詳 |
| 電話番号 | 096-286-5185 |
| 参拝可能時間 | (要確認) |
| 社務所受付時間 | 9:00〜17:00(要確認) |
| 御朱印有無 | あり(初穂料 300円) |
| 駐車場 | 約10台・無料 |
| 例祭日 | (要確認) |
| 公式サイト | https://www.kiyamajingu-kumamoto.or.jp/ |
| 公式Instagram | (要確認) |
木山神宮のアクセス方法・行き方
木山神宮へのアクセス方法を3つのパターンでご紹介します。
車の場合
九州自動車道「益城熊本空港IC」から県道28号線を経由して約10分ほどで到着します。
益城町の中心市街地・木山地区に位置しており、国道443号線からも案内標識を頼りにアクセスすることができます。
電車・バスの場合
熊本電鉄バスを利用し、「木山」バス停で下車後、徒歩約5分ほどです。
熊本市内中心部からバスでのアクセスも可能ですが、本数が限られるため事前に時刻表をご確認ください。
その他の交通手段
熊本空港から車で約15分程度のアクセスです。旅行の途中に立ち寄るにも便利な立地です。
経路

①国道443号線(木山街道)を益城町木山方面へ進みます。
②「木山」の交差点を目印に曲がり、益城町役場方向へ向かいます。
③木山神宮の社号標(石柱)が左手に見えてきたら、その先の参道入口へ進みます。
駐車場

神社の境内(または境内南側)に無料の駐車場が整備されています。駐車可能台数は約10台です。
休日・祭礼時には混雑する場合がありますので、お早めにお越しください。
木山神宮の由緒・御祭神・御利益
由緒・歴史

木山神宮の正式名称は「木山宮六宮殿大明神」。
その歴史は、嘉吉元年(1441年)に木山城主・木山左近大夫惟興が御神徳を篤く崇め、盛んに祭ったことが始まりとされています。
しかし、天正13年(1585年)の島津軍による焼き打ちと、寛保2年(1742年)の木山町大火によって古い記録や文献のほとんどが失われてしまいました。
そのため、創建の正確な年代や初期の祭礼の詳細は現在もなお不明な点が多く残っています。
文政6年(1823年)の「寺社木末間数改帳」の記録などから、この地の人々が自然の恵みに感謝し、五穀豊穣や無病息災を祈願するために創建した社であると考えられています。
宝暦2年(1752年)に建立された社殿は江戸時代の建築技術を伝える貴重な建造物でしたが、平成28年(2016年)の熊本地震により社殿は全壊。
地域の人々の深い想いと復興への決意のもと、令和元年〜3年(2019〜2021年)にかけて災害復旧工事が行われ、見事に再建を果たしました。
平成29年(2017年)には境内が史跡「木山神宮境内」として、令和4年(2022年)には神殿が「木山神宮神殿」として、いずれも益城町指定文化財に認定されています。
御祭神
| 天照皇大神(あまてらすおおみかみ) | 太陽の神・万物を照らす最高神。五穀豊穣や国家安泰のご神徳がある |
| 天忍穂耳命(あめのおしほみのみこと) | 天照大御神の御子神。稲穂・豊穣の神として崇められる |
| 瓊々杵命(ににぎのみこと) | 地上に降臨した農耕の神。国土の恵みをもたらす |
| 火遠理命(ほおりのみこと) | 山幸彦とも呼ばれる狩猟・漁業の神。海・山の恵みを司る |
| 鵜茅葺不合命(うがやふきあえずのみこと) | 神武天皇の父神。家内安全・子孫繁栄のご神徳がある |
| 神武天皇(じんむてんのう) | 初代天皇。国づくり・開運・勝運のご神徳がある |
御利益
| ご利益 | 五穀豊穣・無病息災・家内安全・開運招福・縁結び・子孫繁栄・勝運・商売繁盛 |
木山神宮の御朱印
社務所

社務所は境内の拝殿左手側に位置しています。

チャイムや案内板があれば鳴らしてお声がけすることで対応していただけます。
特に御朱印を頂く場合は、こちらになるため注意しましょう。
御朱印

木山神宮の御朱印は初穂料500円でいただくことができます。(2026年3月現在)
社務所にお声がけすることで受け取ることができ、直書き・書き置きについては訪問時の状況によって異なる場合がありますので、現地でご確認ください。
「木山神宮」の墨書きとともに印が押された、シンプルながらも威厳ある一枚です。
お守り
本堂内では各種お守りを授与していただけます。

地域の守り神として長く信仰されてきた木山神宮のお守りは、日々の暮らしに寄り添う心強い存在となってくれることでしょう。
木山神宮の境内の様子
正面鳥居

神社の入口に立つのは、どっしりとした風格の台輪鳥居です。
鳥居のそばには社号標の石柱と、一対の狛犬が参拝者を出迎えてくれます。鳥居をくぐる瞬間、日常の喧騒から切り離された神聖な空気を感じることができます。
益城町の中心部に位置しながら、一歩足を踏み入れると深い静寂が広がる、印象的な入口です。
参道

鳥居をくぐった先に続く参道は、真っ直ぐに拝殿へと向かう凛とした雰囲気の道です。
参道の途中には随神門(ずいじんもん)が設けられており、門の両脇に随神像と木製の狛犬が安置されています。
参道左右には境内社が点在しており、ゆっくりと歩きながら各社にお参りするのもおすすめです。
木々の緑に包まれた参道は、四季を通じて美しい表情を見せてくれます。
手水舎
参道の途中、拝殿向かって左手に手水舎があります。
参拝前にこちらで手と心を清めてから拝殿へと進みましょう。

澄んだ水で手を清める一連の動作は、神様のもとへ向かう前の大切な心の準備です。
拝殿(本殿)

復興再建された拝殿は、妻入り様式の重厚感ある佇まいが印象的です。
2016年の熊本地震で全壊した社殿が、令和の時代に見事に蘇ったその姿は、地域の人々の強い絆と復興への想いを体現しているようです。

拝殿の奥には流造(ながれづくり)の本殿が鎮座しており、令和4年(2022年)に益城町指定文化財として認定された貴重な建造物です。 
天井には、展示物が多くあり歴史を感じさせます。

訪れる際はその歴史と再建の物語に思いを馳せながら、静かに手を合わせてみてください。
狛犬

正面鳥居のそばに安置された一対の狛犬は、長い年月にわたって木山神宮と参拝者を見守り続けてきた守護の像です。

熊本地震の被害をくぐり抜けてきたその姿には、どこか凛とした強さが漂います。
表情豊かな造形をじっくりと観察してみてください。
招霊木(おがたまのき)

境内に佇む「招霊木(おがたまのき)」は、木山神宮のパワースポットのひとつです。
オガタマノキは日本に自生する常緑高木で、古来より神聖な木として神社に植えられてきました。

「おがたま」は「招魂(おきたま)」が転じた言葉ともいわれ、神様を呼び込む力があると伝えられています。
大きく力強く育ったその姿の前に立つと、自然のエネルギーを全身で感じることができるでしょう。
おみくじ舎

境内の一角には、おみくじを引けるスペースが設けられています。
参拝の最後にぜひ一枚引いて、神様からのメッセージを受け取ってみてください。
おみくじは持ち帰って日々の指針にすることもできます。
木山神宮のギャラリー
参考情報































