
人生には、どうしても手放したい縁や関係があります。
人間関係、恋愛、仕事、習慣――
「もうこの縁は終わりにしたい」
「今の流れを一度リセットしたい」
そう感じる瞬間は、誰にでも訪れるものです。
熊本には、単に縁を断つのではなく、
悪縁を手放し、次の良縁へと進むための祈願ができる神社やお寺が点在しています。
縁切りと縁結びを同時に祈れる場所、
具体的な悩みに向き合える場所、
心に残った執着を静かに手放せる場所――
それぞれに役割と意味があります。
この記事では、
熊本で縁切り祈願ができる代表的な3つのスポットを取り上げ、
その特徴やご利益、参拝の考え方をわかりやすく整理しました。
「縁切り=怖いもの」ではありません。
これまでの縁に感謝しながら、
これからどう生きたいかを考えるための時間として、
熊本の縁切り祈願スポットを訪れてみてはいかがでしょうか。
・「縁切り×縁結び」を同時に祈る神社がある
・縁切りとは“悪縁を手放し、良縁を迎えるための行為
・「これまでの縁への感謝」と「これからどう生きるか」を意識する
代継宮の概要
| 名称: | 代継宮 |
|---|---|
| 読み方 | よつぎのみや |
| 住所 | 〒861-8006 熊本県熊本市北区龍田3丁目25-1 |
| 創業 | 961年 |
| 電話番号 | 096-339-5466 |
| 参拝可能時間 | 9:00〜17:00 |
| 社務所受付時間 | 9:00〜17:00 |
| 御朱印有無 | あり |
| 駐車場 | 約50台 |
| 例祭日 | 春(祈年祭)、秋(新嘗祭)、曲水の宴など季節行事あり |
| 公式サイト | https://www.yotsugiguu.jp/ |
| 公式instagram | https://www.instagram.com/yotsugiguu/ |

代継宮の創建は応和元年(961年)。
肥後国司・紀師信(きの もろのぶ)公が、守護神として熊本城下の茶臼山南麓に創祀した「四木宮(しきのみや)」が始まりです。
その後、
・慶長7年(1602年):熊本城築城のため遷座
・寛永年間(1630年頃):細川家が「代継宮」と改称
・平成元年:白川の流路変更に伴い、現在地(龍田)へ遷座
時代の変化と城下町の形成とともに移転を重ねた、熊本でも珍しい「歴史が動くごとに場所を変えた神社」です。
特徴:天ノ浮橋

「天ノ浮橋」という橋があります。進む方向によって「出会い橋」だったり「別れ橋」だったりするとか。
縁結びの神社であると同時に縁切りの神社でもあるのですね。
宝来宝来神社の概要
| 名称: | 宝来宝来神社 |
|---|---|
| 読み方 | ほぎほぎじんじゃ |
| 住所 | 〒869-1411 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰2909-2 |
| 創業 | 2004年 |
| 電話番号 | 0967-67-3361 |
| 参拝可能時間 | 8:00~18:30 |
| 社務所受付時間 | 8:00~18:30 |
| 御朱印有無 | あり |
| 駐車場 | 無料:30台 |
| 例祭日 | 毎月末日の深夜から翌月一日0時に行われる一日参り |
| 公式サイト | https://www.hogihogi.or.jp/ |
| 公式instagram | – |

宝来宝来神社の名前の由来は、“陽幸和福招金萬宝来(ようこうわふくしょうきんまんほうらい)”という御神言です。
宝来宝来は、宝くじやお金が来ることだけでなく子供や恋人、夫婦円満、人との交流、良い友達なども含まれます。
お金では解決できない問題もたくさんあり、それを解決することも宝が来ることと同じと考えています。
特徴:縁切布袋様

貧乏神、未練、ストーカー、悪友、安月給、借金取り、浮気相手、不良債権、疫病神、酒・たばこ、怠け癖、ニート生活、浪人生活、病気(例えば腰の痛み、肩こり、痴呆、ガン)などにお悩みの方へ。
縁切り布袋様は、大変御利益のある厄払いの神様です。
厄年の方は、縁切り札で厄払い祈願をして、開運成就してください。
永国寺の概要
| 名称: | 永国寺 |
|---|---|
| 読み方 | えいこくじ |
| 住所 | 〒868-0057 熊本県人吉市土手町5 |
| 創業 | 1408年 |
| 電話番号 | 0966-22-2458 |
| 参拝可能時間 | 24時間 |
| 社務所受付時間 | 8:00~17:00 |
| 御朱印有無 | 有 |
| 駐車場 | 大型車2台 乗用車15台 |
| 例祭日 | 8月5日:ゆうれい祭り |
| 公式サイト | – |
| 公式instagram | – |

永国寺は、熊本県人吉市にある曹洞宗の寺院です。
創建は応永15年(1408年)で、相良氏9代当主・相良前続公が寺院を創立しました。
明治10年の西南戦争の際に約1か月の間、西郷隆盛軍の本営となった寺として有名です。
ですが西南戦争による戦い中で寺は全焼してしまいました。
その後、永国寺は明治24年に再建されて現在までお寺が大事に守られています。
特徴:幽霊の掛け軸

西南戦争の際に寺は焼失しましたが、幽霊の掛け軸は残ったそうです。
幽霊の女性に関して、
球磨川に身を投げ非業の死を遂げた女性が寺の裏の池に幽霊となって現れました。
和尚は自身の導きにより成仏させようと和尚自ら霊の姿を絵に描きました。
その絵を霊に見せたところ自身の姿に驚き、成仏された。
という言い伝えがあります。
一般で公開されている掛け軸はレプリカになります。
ですが8月のゆうれい祭りだけ、幽霊の掛け軸の本物が展示されるということです。
まとめ
縁切りとは、誰かを拒絶したり、過去を否定するためのものではありません。
これまでの縁や出来事に区切りをつけ、これからの人生をどう歩むかを見つめ直す行為でもあります。
熊本には、
縁の流れを切り替える場所
具体的な悪縁を断つ場所
心に残った執着を手放す場所
と、それぞれ役割の異なる縁切り祈願スポットがあります。
代継宮は、縁の転換点に立ち、次の一歩を考えるための場所
宝来宝来神社は、今まさに困っている悪縁と向き合い、断ち切る決意をする場所
永国寺は、過去の想いや執着を静かに手放し、心を整える場所
どこを選ぶかに「正解」はありません。
今の自分が「何を手放したいのか」「どこに向かいたいのか」によって、自然と足が向く場所が変わるはずです。
大切なのは、
縁を切ること自体が目的にならないこと。
これまでの縁に感謝しつつ、「これからどう生きたいか」を自分自身に問いかけることです。
もし今、人生を少し整えたいと感じているなら。
熊本の縁切り祈願スポットは、そのきっかけを静かに与えてくれる存在になるかもしれません。
あなたにとって、次の良縁につながる一歩となりますように。












