【青龍山 慈恩寺】病封じ・癌封じで知られる阿蘇のパワースポット

阿蘇の雄大な根子岳を間近に望む、大自然にある「青龍山 慈恩寺(せいりゅうざん じおんじ)」。

ここは、神様と仏様を共にお祀りする「神仏習合」の伝統を大切にしている、心安らぐ祈りのお寺です。

一歩足を踏み入れれば、そこには日常の喧騒を忘れさせてくれる静けさと癒しの空間が広がっています。

全国でも珍しい「三柱鳥居」や、あらゆる災いを祓うとされる強力なパワースポットとして、多くの参拝者が訪れます。

自分自身と向き合い、自然との調和を感じる「安心感」に満ちたひとときを過ごしてみませんか?

記事のポイント

・全国的にも珍しい「三柱鳥居」をくぐって、全国の神様へ一度にお参りできる。
・悪縁を断ち切り、福へと導く強力なパワーを持つ「剣立不動荒神」が鎮座。
・阿蘇の自然に囲まれた鎮守の森で、心身ともに深い癒しを得られる。

青龍山 慈恩寺の概要

名称:青龍山 慈恩寺
読み方せいりゅうざん じおんじ
住所〒869-1601 熊本県阿蘇郡高森町上色見1037
創業平成13年(2001年)建立
電話番号 0967-62-2335
参拝可能時間9:00~16:00
社務所受付時間不明
御朱印有無有り
駐車場無料(約50台)
例祭日毎月1日(神祭)、27日(病封じ祈祷)など
公式サイトhttps://jionji.net/
公式instagram

 

青龍山 慈恩寺のアクセス方法・行き方

・熊本市内方面からお越しの方

九州自動車道「熊本IC」または「益城IC」より、車で約60分。阿蘇の絶景ドライブを楽しみながらアクセスできます。

・公共交通機関を利用される方

南阿蘇鉄道「高森駅」で下車。そこからタクシー(車)で約10分です。

・阿蘇くまもと空港から直接向かう方

空港よりレンタカー等を利用して約50分。遠方からの観光ついでに立ち寄るのにも便利な距離です。

経路

剣立不動荒神堂_経路1 山に入るにつれて周囲が静まり、自然に包まれていく構造は、仏教における「俗から聖へ」の流れを体感させるものです。

剣立不動荒神堂_経路2

この看板が示すことは、慈恩寺が特に病封じ・難病平癒といった切実な祈願を受け止めてきた寺院であるという信仰的役割です。

「封じ」という言葉には、病を消し去るというよりも、進行や悪化を止め、仏の力で守るという意味が込められています。

駐車場

剣立不動荒神堂_駐車場

境内に約50台分の無料駐車場があります。

ゆったりとしたスペースがあるため、運転に不慣れな方でも安心です。

ここで車を降り、歩いて境内へ向かうことで、日常の時間感覚や思考を切り替える意味があります。

青龍山 慈恩寺の由緒・御祭神・御利益

由緒・歴史

青龍山 慈恩寺は、熊本県阿蘇の山間に佇む真言宗国分寺派の寺院で、古くから祈願と供養を中心に人々の信仰を集めてきました。

山号の「青龍」は東方守護と浄化を象徴する霊獣であり、寺域一帯を霊的な守りの場として捉える密教的世界観を示しています。

とりわけ病封じ・難病平癒・延命祈願に力を注いできた点が大きな特徴で、「癌封じの寺」として知られるようになりました。

境内に祀られる剣立不動荒神は、不動明王の断ち切る力と荒神信仰の守護力が重なった存在で、現実の苦難に向き合う祈りを体現しています。

御祭神

大日如来(だいにちにょらい)大日如来は、真言宗をはじめとする密教において宇宙そのものを仏として捉えた最高位の存在。すべての仏・菩薩は大日如来から生まれたとされ、「万物の根源」「世界の真理そのもの」を象徴。名前の「大日」は、太陽のようにあまねく光を放ち、すべてを照らす存在という意味を持ち、善悪や迷いを超えて、存在そのものを包み込む仏と考えられる。
剣立不動荒神(三宝荒神)剣立不動荒神は、不動明王の力と荒神信仰が融合した、非常に現世的で力強い存在。

「不動」は迷いに揺るがない決意と覚悟を、「剣」は煩悩や障害を断ち切る智慧を象徴。一方「荒神(三宝荒神)」は、仏・法・僧の三宝を守護し、火・竈・生活・命を守る神格として古くから信仰された。

この二つが重なった剣立不動荒神は、単なる精神的救済ではなく、「病・災い・停滞・悪縁」を断ち、現実を動かす守護存在とされる。

九頭龍大権現(くずりゅうだいごんげん)九頭龍大権現は、日本各地で信仰される龍神信仰の中でも、特に強いエネルギーを持つ水の神。「九つの頭」は、多方面に働く力・万能性・強大な霊力を象徴。水は生命の源であり、浄化・再生・循環を司る存在。九頭龍大権現は、金運・縁結び・事業繁栄・流れを変える力と深く結びつき、「停滞を打破し、新しい流れを呼び込む神」として信仰されている。
両頭愛染明王(りょうずあいぜんみょうおう)両頭愛染明王は、愛染明王の中でも特に珍しい尊格で、「愛」と「欲」を否定せず、悟りへと昇華させる存在。二つの頭を持つ姿は、「理性と感情」「聖と俗」「人と人」を同時に受け止める象徴とされる。愛染明王は、恋愛成就・縁結び・夫婦和合だけでなく、人間関係全般や情熱・創造力とも深く関わる。欲望を抑え込むのではなく、「正しく燃やし、人生の力に変える」密教的思想を体現した存在。

 

御利益

ご利益病気平癒・悪縁切り・良縁成就・開運・強運・商売繁盛・家内安全

 

青龍山 慈恩寺の御朱印

社務所

参拝の証である御朱印は、本堂内でいただくことができます。

御朱印

剣立不動荒神堂_御朱印

この御朱印に記された「九頭龍大権現」は、日本各地で信仰される龍神信仰の中でも、特に強いエネルギーを持つ水の神。

多方面に働く力・万能性・強大な霊力を象徴するかのような、力強い御朱印を書いてくれます。

その他、神様にちなんだ御朱印を頂けます。

十一面観音の御朱印

慈恩寺 御朱印 – 阿蘇郡高森町/熊本県 | Omairi(おまいり)

大日如来の御朱印

慈恩寺 御朱印 – 阿蘇郡高森町/熊本県 | Omairi(おまいり)

不動明王の御朱印

慈恩寺 御朱印 – 阿蘇郡高森町/熊本県 | Omairi(おまいり)

薬師如来の御朱印

慈恩寺 御朱印 – 阿蘇郡高森町/熊本県 | Omairi(おまいり)

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青龍山 慈恩寺の境内の様子

本堂

剣立不動荒神堂_本堂

「青龍山(せいりゅうざん)」の青龍は、東方・水・生命力を象徴する守護神であり、再生や守護の意味を持ちます。

「慈恩寺(じおんじ)」の慈恩とは、「慈しみの心によって受ける恩恵」を表す仏教語です。

この本堂は、青龍の守護のもと、慈悲と恩徳を通じて人の心を整える場として名付けられています。

 

住之江大神

剣立不動荒神堂_住之江大神

住之江大神は、海・航海・交通安全を司る神として信仰されてきた神名です。

古くから人の往来や流れを守る神とされ、物事が滞りなく進むことや、人生の道中安全を祈る対象とされてきました。

この神名が示すのは、「場所」や「流れ」を鎮め、守る存在であるという性格です。

三柱鳥居(みはしらとりい)

剣立不動荒神堂_三柱鳥居1 この場所は単なる通路ではなく、神仏の領域へと心身を整えながら進むための「参道」としての意味を持ちます。

参道は俗世と聖域を分ける結界的な役割を果たし、歩く行為そのものが祈りの準備とされています。

剣立不動荒神堂_三柱鳥居2

寺社における池や水辺は、浄化・再生・命の循環を象徴する重要な存在です。

水は穢れを祓い、心を清めるものとされ、参拝前後に気持ちを落ち着かせる役割を担います。

剣立不動荒神堂_三柱鳥居3

「総社(そうしゃ)」とは、複数の神々を一か所にまとめて祀る場所を指す名称です。

本来は各地の神を個別に参拝する代わりに、総社を拝むことで広くご加護を受けられると考えられてきました。

剣立不動荒神堂_三柱鳥居14

三柱鳥居(みはしらとりい)は、三つの柱で構成される非常に珍しい形式の鳥居です。

三位一体・三神・天地人など、「三」という数が持つ調和と完全性を象徴する構造とされています。

この鳥居を通して参拝する総社は、複数の神仏の力を一体として受け取る場であることを示しています。

荒神堂(剣立不動荒神)

剣立不動荒神堂_剣立不動荒神1 剣立不動荒神堂_剣立不動荒神2 「参道」は、日常の世界から神仏の領域へと心身を切り替えるための“境界の道”です。

石灯籠は、闇を照らす実用性だけでなく、参拝者の迷いを払い、正しい道へ導く象徴とされています。

剣立不動荒神堂_剣立不動荒神3

「荒神(こうじん)」とは、火・台所・生活を司る神であり、荒ぶる力と守護の力を併せ持つ存在です。

その名が示す通り、荒神は災厄を祓うと同時に、人の暮らしを根本から守る神とされてきました。

剣立不動荒神堂_剣立不動荒神4

「剣立不動荒神」は、不動明王の“剣”の力と、荒神の“火”の力が重なった信仰名です。

剣は煩悩や悪縁を断ち切る象徴であり、不動は揺るがぬ信念を表します。

この名称自体が、「迷いを断ち、人生を正す」という強い祈りを内包しています。

剣立不動荒神堂_剣立不動荒神10

火箸は、荒神信仰において「火を司る神と人を結ぶ道具」とされます。

火難除け・家内安全・商売繁盛を願い、生活の中心である火を清める意味があります。

剣立不動荒神の火箸は、日常の中で神の加護を受け続けるための信仰具です。

剣立不動荒神堂_剣立不動荒神5

「浄財」とは、清らかな心をもって捧げる財を意味します。

金額ではなく、感謝と祈りの純度こそが重視されるという考えが、この言葉に込められています。

剣立不動荒神堂_剣立不動荒神7

玉垣は、神域を守る結界であると同時に、人々の信仰の積み重ねを示す存在です。

刻まれた名前は、神とのご縁を結んだ証であり、共同体としての祈りの履歴でもあります。

要石

剣立不動荒神堂_要石1 武甕槌命(たけみかづちのみこと)は、雷・武力・決断の神として知られる神名です。

国譲り神話において、強い意志と力で秩序を打ち立てた存在であり、「物事を前に進める力」を象徴します。

剣立不動荒神堂_要石2

要石(かなめいし)とは、大地を鎮め、災いの動きを抑える役割を持つとされる霊石の名称です。

地震や不安定な力を封じる「要(かなめ)」として、日本各地で重要視されてきました。

この名が示す通り、要石は土地や心の揺らぎを静め、安定をもたらす象徴的な存在です。

剣立不動荒神堂_要石13

案内板に記される「要石」は、武甕槌命の神威によって地を鎮めた石として語られます。

「要」という言葉には、中心・要点・支えという意味があり、場全体を支配する核心的存在を示しています。

釈迦牟尼如来

剣立不動荒神堂_釈迦牟尼如来

釈迦牟尼如来とは、仏教を開いた実在の人物・釈迦(ゴータマ・シッダールタ)を如来として尊称した名です。

「牟尼」は“聖者・修行者”を意味し、迷いの世界を悟りによって超えた存在であることを示しています。

この名を持つ仏は、人生の苦しみや悩みに向き合い、正しい生き方へ導く象徴とされています。

お地蔵様

剣立不動荒神堂_お地蔵様1 森に囲まれた境内の一角に、整然とした屋根付きのお堂が建てられています。

お堂の中には複数のお地蔵様が並び、静かな環境の中で丁寧に祀られている様子が伝わってきます。

自然と調和した佇まいから、落ち着いて手を合わせられる祈りの空間であることが感じられます。

剣立不動荒神堂_お地蔵様2

お堂の内部には、仏名が刻まれた石仏が一体ずつ並び、赤い前掛けを身に着けたお地蔵様が安置されています。

阿弥陀如来や観音菩薩など、仏教で広く信仰される仏尊が並ぶことから、供養や祈願の場として大切にされてきたことがうかがえます。

 

パンフレット

剣立不動荒神堂_パンフレット

寺院の「寺報」や案内文は、単なる広報物ではなく、その寺が大切にしている信仰・行事・考え方を伝える“教えの一部”です。
写真にある寺報からは、慈恩寺が月参り・護摩・法要などを通じて、日常と仏教を結びつける実践的な信仰を重視していることが読み取れます。

参拝時のご案内

剣立不動荒神堂_ご参拝の案内1 ここに記されている「病封じ」「息災」「延命」「卒塔婆供養」などは、すべて仏教における「現世利益」と「追善供養」の思想に基づいています。

特に真言宗では、加持祈祷によって仏の功徳を現世に働かせるという考え方が強く、護摩祈願や加持袋が重要視されます。

剣立不動荒神堂_ご参拝の案内2

僧侶が並び、参拝者が集うこの法要風景は、仏と人とをつなぐ「儀式の場」を象徴しています。

真言宗の法要は、読経・声明・太鼓などを通じて場そのものを清め、功徳を生み出すとされます。

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